Blenderでモデリングしたものの、Unityにもっていく方法が分からない、上手く表示されない、手順が煩雑すぎる。
今回はそんな方に向けてBlenderからUnityへさくっとテクスチャー付きモデルをインポートする手順について説明します。
※画像でのUnityのレンダーパイプラインはURPですが、ビルトインやHDRPでも問題ありません。
大前提として
Blenderのノードによって作ったマテリアルはUnityでそのまま用いることができません。
その理由は、BlenderとUnityでは異なるシェーダーが用いられ、引き継げる情報とそうでない情報が存在するからです。
そのため、ノードで作成したマテリアルをなるべくそのままの状態でUnityにもっていくためには、ベイクという作業が必要です。
外部からテクスチャーをダウンロードし、プリンシブルBSDFにノードを繋げている場合に関しては、ベイクを行わずにUnityへそのままインポートすることが可能です。
これからその手順を説明していきます。
Unityにテクスチャー画像をインポートする
例えば、以下の画像のようなモデルをUnityにインポートするとします。

シンプルな立方体にレンガのテクスチャーが貼ってある状態です。
カラー、粗さ、ディスプレイメント、ノーマルの4枚の画像を用いています。
まずは、これらの画像をすべてUnityにインポートします。

今回はAseet直下に「Texture」というファイルを作りました。
その中に、テクスチャー画像の入ったファイルをドラッグアンドドロップで入れます。
これでUnityにテクスチャー画像をインポートできました。
Blenderのファイルをインポートする
モデルを作成したblenderのファイル(.blend)をUnityにインポートします。
今回はわかりやすいように、Assets直下にドラッグアンドドロップします。

すると上の画像のような警告が出るので、Fix nowを押します。
その後、画面下のAssetsにあるモデルを、画面左上のヒエラルキーウィンドウにドラッグアンドドロップします。

これでBlenderからUnityへモデルとテクスチャーのインポートが完了しました。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
とても簡単にBlenderからUnityへモデルをインポートできたと思います。
しかし、植物モデルなどの透過部分のある画像などは今回の方法だけでは足りません。
それについてはこちらの記事で紹介しています。

お疲れさまでした。
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