今回はUnityのURPプロジェクトを作成する方法を説明します。
また、既存のビルトインプロジェクトからURPに移行する方法についても紹介しています。
レンダーパイプラインについての概要は下記の記事をご覧ください。

URP新規プロジェクトの作成
Unity Hubを起動し、新しいプロジェクトをクリックします。
すべてのテンプレートからUniversal 3Dを選びプロジェクトの作成をクリックします。

画像のように表示されない場合は、Unityのバージョンが古い可能性が高いです。
これでURPのプロジェクトが完成しました。
既存ビルトインプロジェクトをURPに移行
プロジェクト設定の変更
まずは、ウィンドウからパッケージマネージャーを開きます。
パッケージがUnityレジストリになっていることを確認したら、検索に「universal」と入力します。
「Universal RP」と出てくるので、これをインストールします。

つぎに、プロジェクトウィンドウのAsset内で右クリックします。
作成>レンダリング>URPアセット(ユニバーサルレンダラー含む)をクリックします。
名前をつけます(下の画像ではURP)。

編集からプロジェクト設定を開きます。
画面左側からグラフィックの項目を探し、クリックします。

スクリプタブルレンダーパイプラインから先ほど作成したものを選択します。

これでビルトインからURPに切り替わりました。
マテリアルの最適化

しかし、このままではマテリアルが最適化されていません。
したがって、上の画像のように、ピンクになってしまうと思います。
これを解決するために、ウィンドウ>レンダリング>レンダーパイプラインコンバーターを開きます。
つぎに、プルダウンからBuilt in to URPを選択します。

ここでRendering SettingsとMaterial Upgradeのボックスにチェックを入れます。
Initialize Convertersをクリックした後、Convert Assetsを押します。

これで見た目が元通りになりました。
シェーダーがUniversal Render Pipeline/Litになっていれば成功です。
まとめ
URPがUnityの標準レンダーパイプラインがURPになり、移行したい方も多いと思います。
今回の記事でお役に立てたら幸いです。
より詳細に知りたい方はUnity公式ホームページをご覧ください。
お疲れ様でした。
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